UCC上島珈琲、消費者の志向の変化に対応 コーヒーの新フレーバー発売やTikTokキャンペーン実施(1/2 ページ)
UCC上島珈琲が、消費者の志向の変化に対応しようと奮闘している。
UCC上島珈琲が、消費者の志向の変化に対応しようと奮闘している。同社は、小型ペットボトルコーヒー「UCC COLD BREW」ブランドの新フレーバー「UCC COLD BREW LATTE PET500ml」を3月に発売。シリーズでの発売を記念して、イメージキャラクターである女優の池田エライザさんを起用し、「#香るどダンサーオーディション」 をTikTokで5月31日まで開催している。
同社マーケティング本部の油谷仁敬副本部長は「ミルクを入れたラテ商品はCOLD BREWブランド初の試みであり、挑戦です」と意気込む。
コロナ禍により自宅で過ごす時間が増え、コーヒーを飲む頻度が増えている。喉の渇きを潤すだけでなく、本格的な味わいや香りにもこだわりたい消費者のニーズに応え、UCC COLD BREWブランドのラインアップを拡充した。
また、「UCC COLD BREW BLACK PET500ml」と「UCC COLD BREW DECAF PET500ml」もリニューアルしている。新フレーバーのLATTEは、同ブランド特徴の「低温じっくり抽出」で、コーヒーの香りや、すっきりとした後味を実現。ミルクを加え、飲みごたえや満足感のある味わいにし、カロリーを控えめに仕上げた。
「BLACK」は、ブレンドと焙煎プロファイルを再検討し、芳ばしさとコーヒーの味わいを引き出している。「DECAF(デカフェ)」は、「BLACK」とともにパッケージをリニューアルした。 デカフェとは睡眠や健康への配慮から、カフェインを取り除いたコーヒーのことで、特に健康志向の高い欧米で定着するなど、近年、注目を集めている。2017年には日経MJが「ヒット商品番付(フード編)」の前頭に「デカフェ」を選出した。
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