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大阪「うめきた地下駅」23年春開業、デジタル技術を集めた”実験場”:新駅ビルは25年春に全面開業
JR西日本は、JR大阪駅北側の「うめきた2期」再開発区域に開業する新駅の完成イメージを発表した。
JR西日本は3月16日、JR大阪駅北側の「うめきた2期」再開発区域に開業する新駅の完成イメージを発表した。新駅の「うめきた(大阪)地下駅」は2023年春に、地上の商業施設が入る新駅ビルは25年春に全面開業する。
同社は、再開発を進めるエリアを「JR WEST LABO」と名付け、最先端デジタル技術の実験場とし、他にはない近未来空間の実現を目指すとしている。
「JR WEST LABO」の中心地となる「うめきた(大阪)駅」には、フルスクリーンホームドア、スマホと連動したデジタル案内、顔認証改札、遠隔操作で案内誘導するアバターロボットなどを設置する予定だ。
地上には、大阪駅周辺のターミナル機能を向上させる駅前広場を整備し、駅前広場の隣接部には、うめきた2期のまちづくり方針として掲げる「『みどり』と『イノベーション』の融合拠点」が一体となった、地上3階建の新駅ビルを建設する。
敷地面積は約1万2500平方メートルで、24年夏頃に駅前広場・連絡デッキなどの一部供用を開始し、25年春頃に全面開業を予定している。
JR西日本は「JR大阪駅方面とうめきた2期地区を連絡デッキで結ぶことで、回遊性の向上やにぎわいの創出に貢献したい」としている。
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