森永製菓は3月18日までに、同社が管理する複数のサーバーに、第三者から不正アクセスを受けたことを確認したと発表した。社内システムに一部障害が発生しているといい、現在、復旧に向け対応しているという。
同社は同13日深夜に不正アクセスを受けたことを確認。14日に対策本部を立ち上げ、不正アクセスを受けた情報の詳細、規模、影響、情報漏洩の可能性などを、外部の専門機関と共同で検証しているという。同社は「ご迷惑とご心配をお掛けし、深くおわび申し上げます」とコメントした。
直近では日本企業を狙った不正アクセスが相次いでいる。2月26日にはトヨタ自動車の仕入先である小島プレス工業がサイバー攻撃を受け、トヨタの国内全工場が1日生産を停止。3月以降、トヨタグループの大手部品メーカー「デンソー」でも不正アクセス被害が判明したほか、東映アニメーションやブリヂストンも被害を受けたと発表している。
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