大阪市の「うめきた外庭SQUARE」で実験続々 パナは“みどり×スポーツ”:新サービスやイノベーションの創出目指す
パナソニックは、開発が進む大阪市の「うめきた2期地区」に隣接する「うめきた外庭SQUARE」の運営パートナーとして、「みどり」と融合した都市空間づくりのプロジェクトに参画すると発表した。
パナソニックは、開発が進む大阪市の「うめきた2期地区」に隣接する「うめきた外庭SQUARE」の運営パートナーとして、「みどり」と融合した都市空間づくりのプロジェクトに参画すると発表した。
3月20〜21日には、同プロジェクトの第1弾としてパブリック空間・オープンスペースの新たな使い方の検証を目的とする実証実験を実施した。同社は、プロジェクトを通してデータを通じた業界間連携を進め、新しいサービスやイノベーションの創出を目指すとしている。
うめきた2期地区は、2024年のまちびらきに向け大規模複合施設の開発が進んでいる。同地区に隣接するうめきた外庭SQUAREは、“「みどり」のリビングラボ”をコンセプトに、未来のまちづくりに向けた実証実験の空間として活用されている。
うめきた外庭SQUAREでは3月31日まで、“これからの時代のココロとカラダの幸せ(Well-being)”をテーマに、新たな体験価値の創造を目指したプロジェクト「外庭 Well-being Days」ターム2を実施している。
パナソニックはその一環として、屋外でみどりに触れながらスポーツやゲームを楽しむ体験価値を提供する実証実験を開催。イベント来場者の人流・滞留データ、コンテンツ閲覧履歴などを同社システムの「Smart Town Walker Lite」にて収集。新たな分野でのデータ利活用によるビジネスモデルの創造を目指すとしている。
「外庭 Well-being Days」ではこのほか、「インクルーシブ」や「エシカル」をテーマにしたライフスタイル発信型の屋外ファッションショー「MIDORI コレクション」を3月26日に開催する。世界30の国と地域で発行するライフスタイル誌「marie claire」やZ-ONE(大阪市)などが運営し、都市の緑地空間活用の新たな可能性を検証するという。
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