2015年7月27日以前の記事
検索
調査リポート

入社1年目の約50%が「退職を考えたことはある」 退職してどうするのか?(2/2 ページ)

レバレジーズは、入社1年目の社員に「入社後の状況に関する調査」を実施した。現在も新卒入社した企業で働いている新入社員に「退職を考えたことはあるか」を尋ねたところ、49.6%が「ある」と回答した。退職後はどういうキャリアを描いているのだろうか?

Share
Tweet
LINE
Hatena
-
前のページへ |       

現在の会社で働き続けたい?

 現在も新卒で入社した企業で働く社員に、今の会社で働き続けたいか聞いたところ、「いつかは転職したい」と答えた割合は53.3%と半数以上に上った。

 現在の企業で働き続ける理由としては「仕事を覚えている最中だから」「就業期間が短いから」「1年未満だと転職活動が不利だと思うから」などが挙げられた。転職意向は持ちつつ、まだタイミングではないと考え現在も働き続けていることがうかがえた。


現在の会社で働き続けたいか

退職後に検討している(入社が決まっている)業種や職種は?

 退職を検討したことのある人もしくはすでに退職をしている人に、退職後に検討している(入社が決まっている)業種や職種を尋ねた。46.6%が「異業種の異職種に転職した/転職を考えた」と回答。退職したい理由に「仕事内容が合わない」が挙がっていることから、異業種や異職種を視野に入れた人が多いことが分かる結果となった。


退職後に検討している(入社が決まっている)業種や職種

 レバレジーズは、「入社1〜3カ月頃は研修などによりフォロー体制が整っている企業が多い一方、配属後のフォローは現場に任せきりの企業も少なくない。投下した採用コストを無駄にしないためにも、新入社員が自走できるまで継続的にフォローすることが早期離職を防ぐポイントになる」とコメントした。

 今回の調査は、4年制の大学を卒業した2021年4月入社の社員(現社会人1年目)を対象に、インターネット上で実施した。期間は2月1〜4日、有効回答数は300人。

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る