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近鉄、ヤンマーと駅デザインをリニューアル 民間と共同改装は初めて
近畿日本鉄道は、ヤンマーと共同で駅構内のデザインをリニューアルすると発表した。近鉄が民間企業と協力して駅のデザインを行うのは今回が初めて。
近畿日本鉄道(近鉄)は3月23日、ヤンマーと共同で駅構内のデザインをリニューアルすると発表した。近鉄が民間企業と協力して駅のデザインを行うのは今回が初めて。
両社が共同でデザインするのは、近鉄南大阪線の針中野駅(大阪市東住吉区)。同駅から西へ数100メートルの距離にある長居公園がリニューアルするのに合わせ、同駅もデザインを改装することにした。副駅名として「長居公園 植物園前」を4月に設置するほか、ホーム階やコンコース、トイレなどの美装化を7月までに完了する。
デザインは、同公園のロゴを構成する丸や楕円などの図形を使用し、植物や虫を表現。駅の柱を木に見立て、駅全体で園のイメージを伝える。
両社は、2021年4月に東住吉区が「東住吉区まちづくりビジョン」を策定したことを機に、地域と連携して施策を進めてきたという。
同公園には大阪メトロ長居駅とJR長居駅が隣接する。近鉄は「長居公園へは近鉄電車でも行けることを広く周知して、より多くの方に鉄道をご利用いただける快適でわくわくできる駅づくりを目指します」とコメントしている。
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