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下北沢に「遊ぶ×働く」をテーマにした新施設「ミカン下北」がオープン 高架下再開発の一環:スタートアップ支援を強化(1/2 ページ)
京王電鉄は下北沢駅の高架下に新しい商業施設「ミカン下北」を開業する。「カルチャー」「遊び」の印象が強い下北に「Work(働く)」の要素を確立。新施設開業で、コロナで減った電車利用回復を見込めるか。
京王電鉄は3月30日、下北沢駅の高架下に新しい商業施設「ミカン下北」(東京都世田谷区)を開業する。コンセプトは「ようこそ。遊ぶと働くの未完地帯へ。」。「遊ぶ」のイメージが強かった下北沢に「働く」の要素を加えることで、さまざまな人が足を運ぶ街へと変えていく。
下北沢は音楽や演劇、ファッションなど「カルチャーの街」というイメージが強く、若者以外からの支持をなかなか得られずにいたという。実際に近隣住民からは「遊ぶ街という印象が強く、若者しか集まらない」「夜や休日は人が多いが平日昼間は人が少ない」といった意見が寄せられていた。
そこで、「ミカン下北」では今まで不足していた「Work(働く)」という要素を加え、若者からシニアまで幅広い層がジャンルを超えて集まる空間を創っていく。
世田谷区の保坂展人区長は「ミカン下北でスタートアップ支援を強化したい。さまざまな人や業界が混ざり合うことで新しい価値の創出や仕事が立ち上げてほしい。ミカン下北がクリエイティブな拠点になることを期待している」とコメントした。
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