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下北沢に「遊ぶ×働く」をテーマにした新施設「ミカン下北」がオープン 高架下再開発の一環:スタートアップ支援を強化(2/2 ページ)
京王電鉄は下北沢駅の高架下に新しい商業施設「ミカン下北」を開業する。「カルチャー」「遊び」の印象が強い下北に「Work(働く)」の要素を確立。新施設開業で、コロナで減った電車利用回復を見込めるか。
どんな店が入るのか? アジア屋台にTSUTAYAのシェアオフィス
ミカン下北はA〜Eの5街区から構成される。下北沢駅前広場と茶沢通りを結ぶアクセス道路を設け、歩行者が回遊しやすくした。
「Work(働く)」の要素として、シェアラウンジ「TSUTAYA BOOKSTORE 下北沢」やワークプレース「SYCL by KEIO」を併設する。
「TSUTAYA BOOKSTORE 下北沢」はシェアオフィスとしての利便性と、ラウンジとしての居心地の良さの両立を目指す。施設内の菓子や軽食、ドリンクは食べ飲み放題。充電器やイヤホン、マッサージ器も貸し出す。価格は60分1100円(通常プラン)、1日の利用で3300円。
出店店舗は、下北沢の雰囲気にマッチしている個性的なテナントを誘致した。下北沢で長年人気の「東洋百貨店」の2号店や商業施設への出店が珍しい飲食店など、計20店舗が出店する。
京王電鉄の担当者によると、下北沢駅での京王電鉄の利用人数は、新型コロナウイルス流行前は約12万〜13万人だったものの、コロナ禍では約7万5000人まで落ち込んだ。同社は下北沢駅・高架下の再開発を通して、コロナ禍で落ち込んだ電車利用の活性化を目指すとしている。
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