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カルビー、「かっぱえびせん」など実質値上げ 内容量5〜8グラム減らす:内容量変更は約3年ぶり
カルビーは人気スナック菓子「かっぱえびせん」や「サッポロポテト」シリーズなど11商品を6月以降、内容量を減らして販売する。
大手菓子メーカーのカルビーは、人気スナック菓子「かっぱえびせん」や「サッポロポテト」シリーズ、「さやえんどう」など11商品を6月以降、内容量を減らして販売すると発表した。実質の値上げとなる。小麦や食用油など原材料価格が大幅に上昇しているため。内容量を変更するのは2019年以来、約3年ぶり。
「かっぱえびせん」は現行の85グラムから8グラム減らし、77グラムとする。「サッポロポテト つぶつぶベジタブル」も80グラムから72グラムに、「さやえんどう しお味」も67グラムから61グラムとする。
このほか、小袋タイプなど18商品も想定価格で10%程度値上げする。同社は「品質を維持しながらコストアップを吸収する取り組みを続けてきたが、自助努力のみでは内容量や価格の維持が極めて困難な状況に至っている」とコメントした。
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