ニュース
ミンカブ、SBホークス戦をAIで記事生成 ”肩入れ”戦評も可能に:AIが記事書く時代
ミンカブは、プロ野球の福岡ソフトバンクホークスに、AIで試合記事を自動生成する「AI戦評サービス」の提供を開始した。
株式投資サイトを運営するミンカブ・ジ・インフォノイド(以下ミンカブ、東京都千代田区)は、プロ野球の福岡ソフトバンクホークスに、人工知能(AI)で試合記事を自動生成する「AI戦評サービス」の提供を開始した。同サービスの外部提供は初めて。
ミンカブが開発したAI戦評システムは、スポーツデータの解析・配信などを行う「データスタジアム」から提供を受けたデータをもとに、AIが試合内容を解析し、戦評記事を自動生成する。
同システムは、試合経過や結果を両チーム公平に評価する戦評記事だけでなく、勝ったチームの目線や、負けたチームの目線で記事を生成することも可能。これにより、ソフトバンクホークスの目線で書いた戦評記事を同球団に提供することを可能にした。
今回のAI戦評記事は、ソフトバンクホークスがスポンサー企業に導入するメールマーケティングサービスで配信する。ミンカブは「AI戦評システムはデータが存在する試合はすべて記事化可能なため、2軍戦など報道の少ない試合も記事提供が可能になる」としている。
関連記事
- カルビー、「かっぱえびせん」など実質値上げ 内容量5〜8グラム減らす
カルビーは人気スナック菓子「かっぱえびせん」や「サッポロポテト」シリーズなど11商品を6月以降、内容量を減らして販売する。 - 「イケアのサメ」に「ニトリのネコ」家具大手ぬいぐるみ なぜ人気?
「イケアのサメ」に「ニトリのネコ」――。大手家具メーカーの”看板商品”とも言えるぬいぐるみの人気のわけを探る。 - ウクライナが日本に求めるSAR衛星データとは? 雲に覆われた地表も丸裸にする技術に迫る
ウクライナがロシア軍の動向把握を目的に、日本に人工衛星のデータ提供を求めていることが分かった。日本に要請したとされるのが、夜間や悪天候でも地表を観測できる「合成開口レーダー(SAR)」という技術を生かした衛星データだが、一体、どのような技術なのだろうか。 - 「ヤマザキ春のパンまつり」白いお皿を配り続ける狙いは?
山崎製パンが毎年春に開催する「ヤマザキ春のパンまつり」。開催のたびにSNSで話題になるが、今年は皿の素材に注目が集まっている。白い皿を配り続ける同社の狙いは何なのか。 - 台湾の果物「アテモヤ」は日本で商機をつかめるか 越えるべきハードルは?
台湾の「アテモヤ」という果物が2021年末から、日本に輸入されている。マンゴーを凌ぐ高級フルーツとして知られ、別名「森のアイスクリーム」とも称される。21年9月、中国による突然の「輸入禁止」措置を受け、台湾は急きょ、官民連携で日本への販路開拓に乗り出した。果たして、日本市場で商機をつかめるのか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.