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東京・丸ビルのプロント新業態、パスタ自動調理ロボット「P-Robo」を導入:夏に出店予定
TechMagicは、パスタ自動調理ロボット「P-Robo」を開発した。プロントコーポレーションが2022年夏に出店予定の新業態「エビノスパゲッティ」にて、1号機の稼働を開始する。
調理ロボットなどを手掛けるTechMagicとプロントコーポレーション(以下、プロント)は3月30日、パスタ自動調理ロボット「P-Robo」を開発したと発表した。プロントが2022年夏に東京・丸ビルに出店予定の新業態「エビノスパゲッティ」にて、1号機の稼働を開始する。
開発に約4年
P-Roboは、TechMagicとプロントが18年秋に共同開発をスタートしたパスタ自動調理ロボット。商品のオーダーから麺のゆで、具材やソースの供給、調理、鍋の洗浄までを自動で行う。「熟練の調理技術の再現」に注力し、調理スピードに加え、おいしさの再現性にもこだわったという。
新業態のエビノスパゲッティは、味や提供スピードを特徴とするスパゲッティ店。食事だけでも、アルコール類だけでも楽しめるとしている。
両社では今後も、誰もが簡単に熟練の調理技術を再現できる自動調理ロボットを導入した新店舗の出店を予定している。
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