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290円ラーメンに250円定食 びっくりドンキー、幸楽苑、なか卯で進む「朝食革命」の正体:長浜淳之介のトレンドアンテナ(3/7 ページ)
朝食に力を入れる外食チェーンや飲食店の動きが目立ってきた。ハンバーグ専門店「びっくりドンキー」、タピオカや台湾料理の専門店「春水堂」などが参入している。どのような戦略を打ち出しているのか。
タピオカのチェーンでも
タピオカミルクティー発祥の店として知られる春水堂はどうか。日本では、オアシスティーラウンジ(東京都港区)が全国に19店を展開しているが、21年5月より、都内にある渋谷マークシティ店限定で、「台湾モーニング」を提供開始。同年12月に、大阪市の心斎橋パルコ店、福岡市の天神地下街店とアミュプラザ博多店、広島市のekie広島店に拡大した。22年3月1日から、横浜市の横浜ポルタ店での提供も始まった。
いれ立てのお茶に、台湾の朝食の定番であるふわふわの豆乳スープ「鹹豆漿(シェントウジャン)」と「魯肉飯(ルーローハン)」の両方が楽しめる「台湾朝食セット」(850円)がメインメニュー。
他にも、ヘルシースイーツ「豆花」や「台湾風ちまき」などが選べる、5種類のモーニングセット(各650円)を用意。ドリンク単品の注文にも対応しているので、朝タピオカも可能だ。
春水堂は食事メニューが多く、タピオカブームが去っても踏ん張っている。
今は台湾旅行に行けないが、朝から気軽に台湾へ行った気分が味わえるので、繰り返し訪れる常連客も多いという。
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