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290円ラーメンに250円定食 びっくりドンキー、幸楽苑、なか卯で進む「朝食革命」の正体:長浜淳之介のトレンドアンテナ(5/7 ページ)
朝食に力を入れる外食チェーンや飲食店の動きが目立ってきた。ハンバーグ専門店「びっくりドンキー」、タピオカや台湾料理の専門店「春水堂」などが参入している。どのような戦略を打ち出しているのか。
なか卯の250円定食
うどんと丼のチェーン「なか卯」では、21年11月4日より、午前5〜10時にバリエーション豊かなカスタマイズ可能な「朝定食」を、ごはん大盛無料で提案している。
具体的に、「朝定食」は目玉焼きにごはん、海苔、みそ汁が付いた「目玉焼き朝定食」(250円)。こだわり卵(生卵)、ごはん、海苔、みそ汁で構成された「生たまご朝定食」(250円)。納豆、こだわり卵、ごはん、海苔、みそ汁の「納豆朝定食」(310円)。銀鮭にごはん、海苔、みそ汁が付いた「銀鮭朝定食」(370円)となっている。
小鉢として、つけもの、竜田揚げ、牛小鉢、ベーコンがあり、80〜130円で提供されている。
みそ汁は、プラス90円で豚汁、プラス100円で「はいからうどん」に変更可とした。
また、同日から、「朝の特製かき揚げうどん」が350円で販売されていたが、11月26日に70円値下げして280円とした。同様に、「朝の特製かき揚げそば」も、70円値下げで330円となった。
なか卯チェーンは、ゼンショーホールディングス傘下のなか卯が運営。店舗数は464店(20年3月末現在)となっている。
朝の時間帯は空いているが、店舗スタッフに聞くと、夜勤の人や通勤・通学前に朝食をとる人が増えていて、モーニングの認知が進んでいるという。利益が出るくらいの顧客数は確保できているようだ。
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