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290円ラーメンに250円定食 びっくりドンキー、幸楽苑、なか卯で進む「朝食革命」の正体:長浜淳之介のトレンドアンテナ(7/7 ページ)
朝食に力を入れる外食チェーンや飲食店の動きが目立ってきた。ハンバーグ専門店「びっくりドンキー」、タピオカや台湾料理の専門店「春水堂」などが参入している。どのような戦略を打ち出しているのか。
高まる朝食の重要性
飲食店はコロナ禍の時短に苦しみながらも、さまざまなアイデアで乗り切ろうとしている。モーニングの提案も、そうした取り組みの一環だ。
ハンバーグの店がトーストセットを出す、タピオカを売りにする店が台湾の朝食にチャレンジする、ラーメン店が昔の看板商品を朝限定で復活させるといったように、各社とも朝から人を動かそうと懸命だ。朝からコース料理を出すというのも、逆転の発想として面白い。
コロナ禍は外食から多大なものを奪っていったが、朝食の発展は数少ない成果の1つ。今後、高齢化が進み、社会の多様性も進むにつれて、ますます朝食の重要性は高まるに違いない。
出典:hotel’s公式Twitter
著者プロフィール
長浜淳之介(ながはま・じゅんのすけ)
兵庫県出身。同志社大学法学部卒業。業界紙記者、ビジネス雑誌編集者を経て、角川春樹事務所編集者より1997年にフリーとなる。ビジネス、IT、飲食、流通、歴史、街歩き、サブカルなど多彩な方面で、執筆、編集を行っている。共著に『図解ICタグビジネスのすべて』(日本能率協会マネジメントセンター)など。
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