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JR東「どのくらい混んでいるか」「どの駅から混むか」が分かる実証実験を開始:山手線など23路線
JR東日本は4月4日、経路検索から一部の路線の混雑状況が分かる「車内混雑がみえる経路検索」の実証試験を開始した。
JR東日本は4月4日、経路検索から一部の路線の混雑状況が分かる「車内混雑がみえる経路検索」の実証試験を開始した。
同社が提供している、列車の遅れを反映した「リアルタイム経路検索」の検索結果画面に、車内の混雑状況を表示する。「乗車時、降車時にどのくらい電車が混んでいるか」「どの駅から混雑状況が大きく変化するか」といった情報が確認できる。対象となるのは、山手線、京浜東北線、東海道線などの23路線。
運行管理システムから取得した、直近30日の車内混雑データを用いた予測情報を、毎日更新する。大幅なダイヤの乱れがあった際などには、混雑情報が反映されない場合がある。
利用者は、試験サイトにアクセスする方法のほか、JR東日本のアプリやLINE公式アカウントから経路検索をして、混雑状況を確認できる。実証実験期間は4月4日〜6月30日。
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