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セブン&アイHD、そごう・西武の売却意向を表明 イトーヨーカドーはどうする?:海外コンビニエンスストア事業が好調(1/3 ページ)
セブン&アイHDは2022年2月期通期の連結決算を発表した。海外コンビニエンスストア事業が好調で、前年比130.5%と大幅に成長した。そごう・西武などの国内事業の売却意向についても言及した。
セブン&アイ・ホールディングスは2022年2月期通期の連結決算を発表した。21年に2兆3000億円を投じて買収した米スピードウェイ社により、海外コンビニエンスストア事業が好調で、前年比130.5%と大幅に成長した。
注目は国内事業の売却に関する動向だ。同社は4月7日に実施した決算発表会でそごう・西武の売却意向を明らかにした。また、同社創業事業であるイトーヨーカドーは「現段階で売却予定はない」とコメントした。
売上高にあたる営業収益は8兆7497億円(前期比151.7%)、営業利益は3876億円(同105.8%)、純利益は2107億円(同117.6%)だった。
営業収益の伸び率をみると、海外コンビニエンスストア事業が130.5%と大幅に伸びた。21年6月に実施した米石油精製大手マラソン・ペトロリアムのコンビニ事業「スピードウェイ」の買収と、北米地域でセブン-イレブンを展開する既存のセブン-イレブン・インクの好調が要因だとする。
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