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ロッテ、パイの実と“飲むアイス”のコラボ商品開発 夏に向け”ひんやり食感”展開
大手菓子メーカーのロッテは人気の「パイの実」シリーズの新商品「パイの実<クーリッシュバニラ>」を4月19日から発売する。
大手菓子メーカーのロッテは、人気の「パイの実」シリーズの新商品「パイの実<クーリッシュバニラ>」を4月19日から発売する。新商品は、パイの実と“飲むアイス”「クーリッシュバニラ」とのコラボレーションで、クーリッシュのシャリシャリ感とパイの実のサクサク感を同時に楽しめるようにした。冷凍庫で冷やす新しい食べ方を提示し、夏に向けて消費拡大を狙う。
パイの実とクーリッシュはいずれも販売開始以来、売上が右肩上がりに伸長している同社を代表する人気商品。
「パイの実<クーリッシュバニラ>」の大きな特徴は、バニラ風味のパイ生地に麦芽糖を増量(通常品比20%)し、「シャリサクッ」という食感を再現していること。もう1つは、チョコにクーリッシュと同じ原料を使用し、バニラのコクや香りを楽しめるようにしていることだ。
開発した焼き菓子企画課(パイの実担当)の河村宏介さんによると「開発までの試作検討数は、通常の新商品の開発時と比較して約3倍。何度も試作検討を繰り返し、理想の商品がでた」という。
温めても異なる味わいが楽しめるほか「冷やすとさらに新感覚で楽しめる」(目安は冷凍庫に1時間)といい、パッケージ裏面にはクーリッシュを使用したアイス研究家・シズリーナ荒井氏監修の熱冷スイーツ「パイリッシュ」の作り方も掲載している。
「パイの実<クーリッシュバニラ>」は4月19日発売、想定小売価格は税込194円前後。
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