「旧広島市民球場」跡地に新たなイベント広場 NTT都市開発らが整備:1000人以上の集客イベントを年間90日以上
NTT都市開発や大成建設、広島電鉄などによる法人グループが、旧広島市民球場跡地に市民公園を整備すると発表した。
NTT都市開発や大成建設、広島電鉄などによる法人グループが、旧広島市民球場跡地に市民公園を整備する。開発コンセプトは「NEW HIROSHIMA GATEPARK」。回遊性を向上し、新たなにぎわいの場をつくることで、市中心部の活性化や魅力ある街づくりを目指す。
計画地は世界遺産・原爆ドームの隣接地で、広大な敷地と豊かな緑に囲まれた利便性の高い広島市中心部。多様なイベントが開催できる空間や商業施設、市民の憩いの場となるオープンスペースを整備する。
多様な人々が集い、平和を実感できる市民公園として平和記念公園からつながる南北軸をつなぎ、未来への平和の象徴となる「ピースプロムナード」と、旧広島市民球場のかたちを継承する「2つのリボン」を骨格とした公園を創出。園内には各エリアをつなぐ動線計画を取り入れ、それぞれを結ぶことでにぎわいと回遊性を高める。
また、周辺施設とも共存し、街に新たな目的と回遊性を生み出す「屋外環境×滞在型」施設の実現にも取り組む。施設を弓形・点在型に配置することで回遊を促し、店舗のにぎわいや公園の魅力を引き出すという。
さらに、従来開催してきたイベント以外にも、新規イベントの誘致や市民の「やりたい」を実現する日常イベントを開催。1000人以上を集客するイベントを年間90日以上開催し、ホスピタリティにあふれた施設運営を目指すとしている。
グループは、代表法人のNTT都市開発、大成建設、広島電鉄、中国新聞社、広島バスセンター、NTTアーバンバリューサポート、NTTファシリティーズ、シーケィ・テック、NSP設計で構成。2023年3月末に供用開始を予定している。
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