星野リゾート、大阪・新今宮に新ホテル “なにわラグジュアリー”を体感できるホテルとは?:OMO7大阪 by 星野リゾート(1/2 ページ)
星野リゾートは4月22日、都市型ホテル「OMO7(おもせぶん)大阪 by 星野リゾート」を大阪市浪速区の新今宮に開業する。
星野リゾートは4月22日、都市型ホテル「OMO7(おもせぶん)大阪 by 星野リゾート」を大阪市浪速区の新今宮に開業する。「なにわラグジュアリー」を合言葉に、「笑い」と「おせっかい」を取り入れた大阪らしいおもてなしをテーマとする。
同ホテルはJR新今宮駅の目の前に位置し、交通の便がよく、新世界エリアなどの観光スポットへのアクセスも良好。延床面積は約3万7000平方メートルの地上14階建て、全436室の客室のほか、ガーデンエリア、レストラン、温泉棟などを備える。
合言葉の「なにわラグジュアリー」とは、「笑い」と「おせっかい」を採り入れた大阪らしいおもてなしと、洗練された空間と上質なサービスが織りなす体験を意味する。同社は「2つの要素をかけあわせることで、他では体験できない旅を提案していきたい」と説明する。
約7600平方メートルのガーデンエリア「みやぐりん」は、芝生広場とデッキテラス、散策路などで構成し、電車が行き交う様子を眺められる東屋も所々に配置した。
夜には宿泊者限定のイベントも開催し、音楽やたこ焼き、クラフトビールを楽しめるようにするほか、ホテルを覆う外装膜を利用した花火「PIKAPIKAファイアワークス」も提供する。
みやぐりんに併設する温泉棟は、大阪の風呂屋文化を感じられる外観と天窓を採用。浴室にいながらも、外の空気を感じられるという。
客室は8タイプを用意した。最大6人まで宿泊可能な約60平方メートルの「いどばたスイート」には、リビング空間に大阪の代表的な観光スポットが描かれた「OSAKAボード」と、大きなテーブル、ソファを配置し、井戸端会議のように会話が楽しめるよう工夫した。
そのほか、二面の大きな窓から通天閣や大阪の街を一望できる「コーナーツインルーム」をはじめ、旅のニーズにあわせて選べる多彩な客室を用意した。
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