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ジーユーの「新宿フラッグス店」がオープン これまでの店舗と何が違う?:東京モード学園とコラボ企画も(3/3 ページ)
ジーユーは4月22日、「ジーユー 新宿フラッグス店」(東京都新宿区)をオープンした。
他店舗との差別化戦略
同ブランドの新宿区内への出店は、「ビックロ新宿東口店」「西武新宿ぺぺ店」に次いで、3店舗目となる。店舗立地も比較的近いところに、出店するのはなぜだろうか。
広報担当者は「新宿駅東南口すぐという立地のため、日中は主婦層、夕方からは学生やキャリア層と客層は幅広いことが予想される。そのため、ウィメンズはフルライン(超大型店)の商品構成で、他2店舗との差別化を図り、交通利便性と品ぞろえの豊富さを兼ね備えた」と話す。また、近隣店舗で子ども服を展開しており、その面でも差別化を図るためウィメンズに力を入れているという。
コロナ禍によって苦戦を強いられるアパレル業界。ファーストリテイリングのセグメント別売上収益(ジーユー事業)は、2460億円(2020年8月期)から2494億円(21年8月期)に増加しているものの、営業利益は218億(20年8月期)から201億(21年8月期)に減少。店舗数は増加傾向にあるものの、利益面はやや苦戦している。
新宿駅隣接という好立地、メンズ・ウィメンズともに主力商品を前面に押し出した商品展開、地域との協業など、これまでの店舗とは違ったところも多い。ゴールデンウイークや夏季休暇を見据えるなか、ジーユーの新しい軸となれるか。今後の展開に注視したい。
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