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星野リゾート、宿泊代に応じてポイントがたまる新サービス開始:OMOポイント
星野リゾートは、予約時の宿泊代に応じてポイントがたまる「OMOポイント」を開始すると発表した。
星野リゾートは、都市観光ホテルブランド「OMO(おも) by 星野リゾート」(以下、OMO)において、予約時の宿泊代に応じてポイントがたまる「OMOポイント」サービスを4月13日から開始した。ポイントプログラムは、同社として初めての試み。ビジネス利用など都市圏で定期的に宿泊をする旅行者に訴求し、需要の取り込みを図る。
同社によると、都市部への旅行は、出張や研修といったビジネス目的である傾向が高く、定期的に同じ場所を訪れるケースも多いという。ビジネス目的でOMOを利用し、たまったポイントを他の施設や観光旅行に利用できるようにすることで、観光需要の喚起を図る。
星野リゾートアカウントに登録した上で公式Webサイトより予約すると、宿泊代の5%がOMOポイントとしてたまる。ポイントは1万ポイントで1万円分の星野リゾート宿泊ギフト券に交換可能とした。
「OMO」は、同社が全国に展開する都市観光ホテルブランド。全国に10施設あり、5月には、OMO5金沢片町(金沢市)が開業予定だ。
全施設Wi-Fi完備のほか、作業用デスクやテレビ会議用ライト、延長コードを提供している。「OMOベース」と呼ばれるパブリックスペースのほか、5月からは一部施設で完全予約制の「OMOワークルーム」の提供も開始する。
同社は、「ビジネス利用の旅行者が滞在しやすい環境を提供するとともに、日常の旅の積み重ねが非日常のリゾートや温泉旅館での滞在につながるようなサービスを提供していきたい」としている。
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