マンション購入時に参考にした媒体「YouTube」や「Twitter」が上位に 理由は?:調査で判明
3Dコミュニケーションプラットフォーム「ROOV」を開発・提供する、スタイルポート(東京都渋谷区)は「X世代マンション購入者の行動変容」に関する調査を実施した。
3Dコミュニケーションプラットフォーム「ROOV」を開発・提供するスタイルポート(東京都渋谷区)が、コロナ禍で居住用の新築マンションを購入した東京在住のX世代(40〜50代)100人を対象に実施した調査によると、購入時に参考にした媒体は、SUUMOなどの「不動産ポータルサイト」(52.0%)が最多で、次いで「YouTube」(51.0%)、「Twitter」(47.0%)が上位となった。
同社が2月に発表したミレニアル世代(20代前半〜30代後半)を対象にした調査では、「Twitter」が最多で70.3%。次いで「YouTube」(56.4%)、「TikTok」(50.5%)が続く結果だった。さまざまな分野でデジタル化が進む中、マンションという大きな買い物時にも幅広い世代でデジタル活用が浸透している状況が浮き彫りとなった。
SNSやブログで収集した情報が意思決定にどの程度影響したか尋ねると、「かなり影響した」が57.2%と半数以上になり、「やや影響した」(32.9%)と合わせると約9割が「影響した」と答えた。
SNSやブログで情報収集を行った理由は、「リアルな口コミを見ることができるから」が57.1%で最も多く、次いで「動画や画像とともに情報収集できるから」(52.9%)、「最新情報が表示されるから」(52.9%)と続いた。
SNSで参考にした情報は、「利便性や実際に住んでみてのメリット、デメリット」(42歳)や「周囲の環境」(56歳)、「周辺の価格相場」(47歳)といった意見が寄せられた。
検討時に「中古」や「賃貸」のマンションも検討したかとの質問には、57.0%が「両方を検討した」と答えた。また、28.0%は「中古を検討した」と回答した。
調査は2022年4月4〜5日にインターネットで実施した。
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