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フィアットの新型EV「500e」 が有望な理由 デザインにポイント 鈴木ケンイチ「自動車市場を読み解く」(1/3 ページ)

フィアット初のEVである「500e(チンクエチェント・イー)」が6月25日より日本で発売となります。確信しました。これはヒットすると。なぜ、そう思ったのか。それはデザインがいいから。

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 フィアット初のEVである「500e(チンクエチェント・イー)」が6月25日より日本で発売となります。「500e」は、名前の通り、フィアットの人気モデル「500」ファミリーの一員として追加されたモデルです。


フィアット初のEVである「500e(チンクエチェント・イー)」

 コンパクトな3ドアハッチバックのボディに87kW(118馬力)/最大トルク220Nmのモーターと42kWhの電池を搭載。航続距離は最大335km(WLTCモード)を実現します。自動ブレーキやACCなど、今どきのクルマに必要な先進運転支援システムもきっちりと搭載。価格はハッチバックが450万円と485万円、ファブリックのルーフを開けることのできるカブリオレが495万円となります。

 その「500e」の走りは、非常に軽快なものでした。EVとしては比較的軽く、車両重量が1320〜1360キロしかないところに、トルクは2リッターのエンジン車並みにあります。ですから、街中の流れをリードするようにキビキビと走り抜けることができます。タイヤは16インチと17インチの2種を選べますが、乗り心地という点では17インチの方がフラットで快適です。ちょっと、気になったのはハンドルの手ごたえが速度ごとに大きく変わること。もう少し、変化が少ない方が、筆者としては好みです。

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