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運動会、中止や短縮で「内心ホッとしている保護者」は55% 理由は?:喜んでいる人も
スリーエムは、20〜50代の保護者を対象に「子どもの運動会」に関するアンケート調査を実施。コロナ禍で運動会が中止や簡素化され内心ホッとしている人が半数以上いることが分かった。その理由は?
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
コロナ禍で運動会が中止や簡素化され、内心ホッとしている保護者は半数以上――。そんな結果がスリーエムの調査で分かった。
子どもの運動会については、83%が「毎年楽しみにしている」と回答。リレーや表現ダンスといった、日常生活ではなかなか見られない子どもの成長を確認できる機会を楽しみにしているようだ。中には、普段なかなか会えない保護者との交流を楽しみにしている人もいた。
中止や短縮でうれしい理由は
「中止や短縮運動会が増え内心ホッとしているか」については、半数以上の55%の人が「はい」と答えた。
「PTAによる運動会の手伝いや、早朝からの場所取り」「仕事を休まなくてはいけないこと」「ママ友との絡み」「義理の両親の分のお弁当も作らなくてはいけない」など、コロナ禍前の運動会で憂鬱だったことが解消されたことが理由のようだ。
一方、「コロナ禍前のような運動会に戻って欲しいか」については、半数以上の56%の人が「はい」と回答。簡素化された運動会では物足りないと考える保護者も一定数いた。
調査は2022年4月、インターネット上で実施。20〜50代以上の男女100人を対象にした。
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