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22年の昇給率は10年間で最高の3.74%、業種別では? 米国の日系企業ボーナスは

パソナグループのパソナ NAは、米国に進出している日系企業を対象に「給与情報・福利厚生」に関する調査を実施し、その結果を発表した。レポートによると……。

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 パソナグループのパソナ NA(米国)は、米国に進出している日系企業を対象に「給与情報・福利厚生」に関する調査を実施し、その結果を発表した。レポートによると、2022年の昇給率(予測)は過去10年間で最高の3.74%、コロナ禍で大きく落ち込んだ20年の2.56%より大幅に回復していることが分かった。


昇給率の推移(出典:パソナ NA)

 昇給率を業種別にみると、21年の結果と比較して、物流(2.58%→3.64%)、電機・半導体(2.44%→3.17%)など多くの業種で大幅に伸長する見込み。一方、小売・卸売(2.86%→2.64%)は苦戦が予想されている。


業種別の昇給率(出典:パソナ NA)

 平均給与を尋ねたところ、営業や総務アシスタントなど一部で日系企業が高い一方、 財務、マーケティング、エンジニアにおいては 米国企業の給与が大幅に上回ることが明らかに。年間のボーナス支給回数は「1回」が最も多く52.4%、「2回」が22.4%、「支給なし」は23.5%だった。


1年間のボーナス支給回数(出典:パソナ NA)

 インターネットを使った調査で、米国に進出している日系企業555社が回答した。調査期間は21年12月14日から22年1月25日。

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