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JR東、9月末で「普通回数券」販売終了 Suicaでのポイント還元で代替(1/2 ページ)

JR東日本が「Suica」の普及が進んでいるとして9月末で在来線向けの「普通回数券」の販売を終了すると発表した。同社は2021年6月までに新幹線の回数券の販売を終了しており、Suicaのさらなる普及促進を図る。JR各社でも回数券を廃止する動きが相次いでいる。

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 JR東日本は4月26日、ICカード「Suica」の普及が進んでいるとして9月末で在来線向けの「普通回数券」の販売を終了すると発表した。同社は2021年6月までに新幹線の回数券の販売を終了していたが、普通回数券の廃止でSuicaのさらなる普及促進を図る。JR西日本や九州などJR各社でも紙の回数券を廃止する動きが相次いでいる。

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JR東日本が運営する山手線

 販売を終了するのは10回分の料金で購入できる11枚セットの回数券。販売終了後も有効期限内は利用できるようにする。身体障害者割引や知的障害者割引、通学用割引の普通回数乗車券、特急券対象の回数券は対象外となっており、10月1日以降も販売する。

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プレスリリース

 普通回数券の販売終了後はSuicaのポイント還元サービスに移行する。同社は21年3月に、Suicaを月内に10回利用すると1回分の運賃をポイントとして還元するサービス「リピートポイントサービス」を始めており、同サービスで代替可能と判断した。

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「リピートポイントサービス」
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