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「みどりの窓口」削減宣言から1年 JR東の打ち出した“救済措置”とは?:チケットレス化推進(1/3 ページ)
JR東日本が「みどりの窓口」を減らしている。背景にあるのはチケットレス化の推進などだ。みどりの窓口がなくなった駅の利用者に対する救済措置とは?
JR東日本が「みどりの窓口」を減らしている。同社は、首都圏231駅、地方圏209駅にみどりの窓口を設置していた(2021年5月時点)。そして、25年までにそれぞれ設置する駅数を70駅程度に削減する方針を打ち出している。JR東によると、22年4月5日時点では計364駅に設置しているので、1年間で80近く減少したことになる。
小児用Suicaの発行や一部きっぷの払い戻しなどは、原則的にみどりの窓口もしくは「話せる指定席券売機」でしか取り扱いができない。話せる指定席券売機とは、機器の操作に不慣れな利用者のために、オペレーターが案内・発券するタイプの券売機だ。22年4月5日時点では35駅に導入されている。
では、みどりの窓口がなくなった場合、駅の利用者にはどのような影響があるのだろうか。また、JR東はどのような“救済措置”を用意しているのか。記者が実際に経験したケースで紹介しよう。
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