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「みどりの窓口」削減宣言から1年 JR東の打ち出した“救済措置”とは?:チケットレス化推進(2/3 ページ)
JR東日本が「みどりの窓口」を減らしている。背景にあるのはチケットレス化の推進などだ。みどりの窓口がなくなった駅の利用者に対する救済措置とは?
復路用の「乗車票」
都内にあるJR阿佐ケ谷駅のみどりの窓口は、22年3月18日午後7時に営業を終了した。記者が4月のある日、「小児用Suicaを発行するのはどうしたらよいですか?」と駅員に尋ねると、「最寄りの荻窪駅か中野駅に行ってください。みどりの窓口を利用するだけなら、運賃はかかりません」と案内された。また、紙きっぷを購入したほうが手続きがスムーズになるという。
阿佐ケ谷駅から中野駅に電車で移動した。改札を出る際、駅員に「みどりの窓口を利用するために、阿佐ケ谷駅から来ました」と伝え、紙きっぷを見せると、そのまま通ることができた。きっぷはみどりの窓口で精算する仕組みだ。
みどりの窓口で小児用Suicaを購入した後、持参したきっぷを渡すと、その場で代金が支払われた。また、復路用の「乗車票」をその場で受け取った。この乗車票を改札で見せると、阿佐ケ谷駅まで戻ることができる。
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