4290円の“ビジネス仕様のポロシャツ” 洋服の青山やAOKIから新モデルが続々:ビズポロ
ビジネス仕様のポロシャツである“ビズポロ”。オフィスでもテレワークでも活躍する夏アイテムとして需要が高まっている。紳士服チェーン各社が新アイテムを続々投入している。
青山商事は5月11日、夏アイテムの機能性を訴求する新たな商品カテゴリーとして、「すごシリーズ」を立ち上げると発表した。第1弾として、ビジネス仕様のポロシャツであるビズポロを“すごポロ”と銘打って4をタイプ展開していく。
ビズポロは、リラックス感ときちんと感を兼ね備え、オフィスでもテレワークでも活躍する夏アイテムとして需要が高まっている。
同社のビズポロ商品は、ビジネスシャツの縫製技術を取り入れた立体的な襟回りが特徴だといい、ジャケットのインナーとしてもコーディネートしやすいように工夫を施しているという。
今シーズンは、家庭の洗濯機で丸洗いしてもアイロンをかける必要がない商品や、接触冷感素材を使用した商品、吸汗速乾生地の商品、着用によるシワの回復が早い生地を採用した商品といった4タイプのバリエーションを用意する。価格は4290円。洋服の青山やオンラインストアで展開する。
AOKIは全43種類を展開
また、AOKIが展開する「ORIHICA」でも、累計販売数が90万枚以上を突破した「スマートビズポロ」のラインアップを強化。全43種類を展開する。
ワイシャツ工場で縫製しているほか、裾丈はタックイン・タックアウトとどちらにも対応できる長さとし、自由な着こなしを可能とした。
また、通気性の高さや消臭機能に加え、熱がこもりやすい背中部分を「一枚ヨーク仕立て」とすることで、熱が逃げやすく、暑い季節でも快適に着用できる機能性をそなえている。
今季は、デザインのバリエーションを拡充。スタイルはシャツ型、プルオーバー型で展開し、襟型はワイドカラーやボタンダウンに加え、店舗限定でトレンドのバンドカラーも用意する。価格は4290円。サイズはS〜3Lを展開する。
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