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忘れ物にメッセージを添えて返送 JR岡山駅の“神対応”に共感広がる:安心と安全届けたい(2/2 ページ)
乗客の忘れ物にメッセージカードを添えて送り返すJR岡山駅の取り組みが「心あたたまる」とTwitterで反響を呼んでいる。乗車券と同じデザインのカードには、岡山弁で「また、おいでぇ」と赤いスタンプが押印。受け取った大学院生の投稿から共感が広まった今回の取り組みは、一体どのような経緯から始まったのだろうか。
「ハンカチ1枚にもお客さまの思い詰まっている」
このメッセージカードの取り組みを行っているのは、JR西日本中国交通サービス(広島市)。JR西のグループ会社で、岡山、広島、山口、福岡の4県で、駅構内の案内業務や忘れ物対応などにあたる。
同社岡山支店長の西正明さん(63)によると、メッセージカードの取り組みは今年2月中旬から始めた。JR富山駅が同様の取り組みを行っていたことがネットニュースで話題になり、「岡山支店でもぜひやりたい」と社員から声が挙がったという。
西さんは「忘れ物にはハンカチ1枚とってもお客さまの思いが詰まっている。メッセージカードを通して、忘れ物が見つかったことへの安心と喜びを、社員も共有していることを伝えたかった」と話す。
岡山支店では福山駅も管轄しており、福山駅バージョンのメッセージカードも作成している。
西さんはSNSの反響に対し「共感してもらえたのは大変うれしい。引き続き、安心安全を届ける取り組みを続けていきたい」とコメントした。
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