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NTT、3社の社長交代 純利益は初の1兆円超え
NTTは5月12日、澤田純社長の後任として、島田明副社長が新社長に就任する人事を発表した。同日発表した2022年3月期の決算では、売上高、営業利益、当期利益がいずれも過去最高を更新。当期利益は初の1兆円超えとなる1兆1811億円となった。
NTTは5月12日、澤田純社長の後任として、島田明副社長が新社長とする人事を発表した。6月24日開催の株主総会で決定後、就任する。併せて、傘下のNTT東日本とNTT西日本の社長人事も発表した。NTT東の社長にはNTTの渋谷直樹副社長、NTT西の社長にはNTTリミテッド幹部の森林正彰氏が就任する。
同日発表した2022年3月期の決算では、売上高、営業利益、当期利益がいずれも過去最高を更新。当期利益は初の1兆円超えとなる1兆1811億円となった。
売上高は2125億円増加して12兆1564億円、営業利益は972億円増加して1兆7686億円、当期利益は2649億円増加して1兆1811億円だった。コロナ禍においてITサービスの需要が増加し、データセンタービジネスやマネージドサービスなどを提供するグローバル・ソリューションセグメントが好調で、業績をけん引した。
23年3月期も増収増益の計画だ。売上赤は4436億円増えて12兆6000億円、営業利益は514億円増えて1兆8200億円、当期利益は89億円増えて1兆1900億円となる見込み。10月に海外事業を統合するNTTデータの伸びが大きく、売上高で7181億円、営業利益で234億円の増加を予想している。
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