くら寿司は5月19日、京都に新形態「プラス型店舗」の第1号店をオープンする。店内の特徴として、飲食強化に向けた「SNS映え」や「ジャパニーズモダン」な内装となっている。
店舗名は「くら寿司 京都店」。高級感が漂う「白木造り」や大迫力の「巨大浮世絵」を採用したほか、SNS映えする新たなフォトスポットとして「ロゴネオンサイン」や「番付ウォール」を導入している。
また、同店舗においても、入店から退店まで店員と対面せずに、お客へのサービス提供を可能にした「スマートくら寿司(非接触型サービス)」を採用した。回転レーンの周りの席は全て、“暖簾(のれん)”付きのボックスシートで構成。各テーブルの照明も、裸電球をイメージした暖色のLEDライトを吊(つ)り下げていて、「和」テイストのプライベート空間を演出している。
「テーブル周りのお箸(はし)や調味料などはテーブル内部に格納できる仕組みにしており、日本文化を体験できる空間に仕上げている」(くら寿司)
同社は、高付加価値の体験を提供する店舗として、4つのグローバル旗艦店(浅草ROX店、道頓堀店、原宿店、スカイツリー押上駅前店)を展開している。今回のプラス型店舗は、東京・大森にも今年7月に開業を予定しており、今後も適切な場所があれば出店を検討していくという。
関連記事
- 東大合格者は毎年500人以上! 鉄緑会「公式ノート」が地味にスゴい
東大受験専門塾の看板を掲げる「鉄緑会」が、初の公式ノートを発売した。パッと見たところ「普通のノート」に感じるが、どのような工夫が施されているのか。開発に携わった、KADOKAWAの担当者に話を聞いたところ……。 - 『サザエさん』『ドラえもん』『ちびまる子ちゃん』『クレヨンしんちゃん』――最も高い家に住んでいるのは? 査定してみた
国民的アニメの主人公は、どんな家に住んでいるのでしょうか? 『サザエさん』『ドラえもん』『ちびまる子ちゃん』『クレヨンしんちゃん』の自宅を査定したところ……。 - クラファンで3億6000万円を集めた製品は、なぜ謝罪に追い込まれたのか
クラウドファンディングサイト「マクアケ」に掲載され、3億6000万円近い資金を集め、反響を呼んだ超音波食洗機「ザ・ウォッシャー・プロ」。その一方で、「優良誤認ではないか」と疑問視する声が上がり、その反応もまた大きくなっていった。同プロジェクトは何が問題だったのか。 - ちょっと前までブームだったのに、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか
どうやら「高級食パン」のブームが終わるようだ。最近、さまざまなメディアがこのように報じているわけだが、なぜ「高級食パン」への風当たりは強いのか。その背景には、2つの理由があって……。 - 丸亀製麺は“讃岐うどん”の看板を下ろしたほうがいい、これだけの理由
またまた炎上した。丸亀製麺が讃岐うどんの本場・丸亀市と全く関係がないことである。このネタは何度も繰り返しているが、運営元のトリドールホールディングスはどのように考えているのだろうか。筆者の窪田氏は「讃岐うどんの看板を下ろしたほうがいい」という。なぜなら……。 - なぜ「プリウス」はボコボコに叩かれるのか 「暴走老人」のアイコンになる日
またしても、「暴走老人」による犠牲者が出てしまった。二度とこのような悲劇が起きないことを願うばかりだが、筆者の窪田氏は違うことに注目している。「プリウスバッシング」だ。どういう意味かというと……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.