若手社会人、4人に1人が「SNSで友達を作る」 使っているのは?:趣味が合いそう
SNSの利用者が年々増えている。近年はSNSで友達を作る人も多い。ALL CONNECTの調査では、若手社会人の4人に1人が「SNSで友達を作っている」ことが分かった。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
SNSの利用者は年々増えている。総務省の調査によると、2020年の国内SNS利用率は73.8%で、前年より4.8ポイント上昇。20代では全体の9割以上がSNSを活用している。
近年はSNSで友達を作る人も多い。ALL CONNECT(福井市)が20〜30代の社会人を対象に実施した調査では、社会人になってからできた友達とはどこで出会ったかを問う設問で、SNS(25.7%)は職場(75.3%)に次いで2位。4人に1人が回答した。
SNSでの友達づくりをどう思う? 使うSNSは?
SNSを通じて友達をつくることに対する賛否については、「賛成」と「やや賛成」、合わせて76.0%の人がSNSでの友達づくりに賛成と回答した。特に20代〜30代男女の多くが、SNSでの友達づくりに抵抗を感じないという結果になった。
具体的に友達づくりで利用したSNSを複数回答で聞いたところ、Twitterが最多の83.8%。以下、Instagram(53.2%)、Facebook(33.1%)と続いた。1位のTwitterについては30代男性、20代男性の順に利用率が高く、女性より男性の方が友達づくりにTwitterを利用している。
職場の人とSNSでつながるのは……
職場の人のSNSをブロックや非表示にしたことがあるかについては、全体の16.5%が「ある」と回答した。友達づくりの場として上位を占めた「職場」と「SNS」だが、職場の人にSNSでプライベートの情報までは見られたくないという人も少なくない。
SNSで友達をつくる上で重視することを複数回答で聞いたところ、「趣味が合いそう」(43.7%)を筆頭に、「価値観が合いそう」(41.0%)、「SNSの投稿内容」(27.3%)と続いた。
調査は同社が、4月7〜8日、社会人になってから新しい友達ができたことがあると回答した20代〜30代会社員男女600人に、インターネットで実施した。
関連記事
- マッチングアプリ大流行の影で広がる、顕著な「疲れ」とは
マッチングアプリアプリを利用する人が年々増えている。しかし、メッセージのやりとりなどに「疲れ」を感じる人が多い。メディア工房の調査では、91.5%の女性が「マッチングアプリ疲れ」を感じたことがあるという。 - お台場にZ世代向け「キラキラドンキ」がオープン 特徴は?
ドン・キホーテは、Z世代がターゲットの「キラキラドンキ ダイバーシティ東京 プラザ店」(東京都江東区)を5月3日にオープンすると発表した。 - 全国15棟のドーミーインで、「ホテルに暮らす」サブスク提供 狙いは?
共立メンテナンスは3月31日、ホテル暮らしのサブスクサービス「goodroomホテルパス」内で、新たにドーミーイン14棟のマンスリープランの提供を始めた。従来の宿泊だけではない、「ホテルに暮らす」「ホテルで仕事する」といった需要を狙う。 - ラーメン業界に黒船来航! 約90秒で「アツアツな本格ラーメン」を作る自販機がすごい
JR東京駅、羽田空港、首都高芝浦パーキングエリアで、ラーメン自販機「Yo-Kai Express」の設置が始まった。いったい、どんな自販機なのか? CEOが話す強みや戦略は? - 「氷河期の勝ち組」だったのに……40代“エリート課長”に迫る危機
自分をエリートだと信じて疑わなかったサラリーマンが、社内の方針転換により出世のはしごを外されることがある。エリート意識や、能力主義への妄信が生む闇とは──?
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.