『鎌倉殿の13人』、第19回「果たせぬ凱旋」で最も注目された場面は? 視聴者注目度を分析(1/2 ページ)
1月に始まった三谷幸喜脚本(以下、敬称略)・小栗旬主演の『鎌倉殿の13人』の視聴注目度を分析した。5月15日に放送された第19回「果たせぬ凱旋」では、視聴者が注目したシーンとして、源義経と源行家が言い争う場面が挙げられた。
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人体認識技術を活用してテレビ視聴者の視聴態勢からどのシーンが注目されていたかを集計しているTVISION INSIGHTS(東京都千代田区)は、1月に始まった三谷幸喜脚本(以下、敬称略)・小栗旬主演の『鎌倉殿の13人』の視聴注目度を分析した。5月15日に放送された第19回「果たせぬ凱旋」では、視聴者が注目したシーンとして、源義経と源行家が言い争う場面が挙げられた。
同社は、テレビの視聴者の様子を、1分ごとの「TVISION推定視聴率」と「テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人の割合=注目度」をグラフに表した。
源頼朝(大泉洋)に鎌倉入りを拒否され、源義経(菅田将暉)は京に戻った。北条義時(小栗旬)は、頼朝と義経の関係修復を模索するが、後白河法皇がそれを許さない。源行家(杉本哲太)と後白河法皇(西田敏行)に誘発され、義経が窮地に立たされる回だった。
最も注目されたのは、午後8時31分。頼朝が大軍で上洛することに対し、義経と行家が言い争うシーンだった。行家とは、彼を味方につけた者は必ず戦に負けるという死神のような男だとナレーションが入り、場面が変わる。
義経が、妻の里と愛人の静御前に、京を離れ九州へ向かうことを告げた。義経は、静は京に残り里は自分から離れるなと言った。すると、里は勝ち誇ったような表情となるというシーンだった。戦や残酷な場面が多かった中で女性同士の争いに注目が集まり、注目度は76.2%となった。
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