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富山の郵便局に「精米所」設置 なぜ?:地域のニーズに対応
日本郵政と日本郵便は5月20日、富山市の水橋郵便局に精米所を開設した。お客の利便性向上を目指し、来局機会の創出を目指す。
日本郵政と日本郵便は5月20日、富山市の水橋郵便局に精米所を開設した。同グループが進める「地域の特性やニーズを踏まえた郵便局モデル」創出に向けた取り組みの一環。お客の利便性向上を目指し、来局機会の創出を目指す。
精米機の専門メーカーであるタイワ精機(富山市)と連携し、精米所の利用が多い地域の中で、近隣に精米所がない場所へ新設。精米したお米を郵便局からゆうパックとして差し出せるといった利便性向上に寄与するとしている。
精米所は年中無休で、利用時間は午前5時〜午後9時。精米所の運用・管理は、タイワ精機が担当する。同社は、利用ニーズが高い地域で、精米所の開設を拡大していく予定としている。
日本郵政グループでは、中期経営計画「JPビジョン2025」で、お客と地域を支える「共創プラットフォーム」の実現を目指し、「地域の特性やお客さまのニーズを踏まえた郵便局モデル」の創出に取り組むとしている。全国約2万4000局の郵便局で、地域のニーズを踏まえた運営を進め、郵便局店舗の価値向上と来局機会の創出を促す新規ビジネスの検討を進める。
この施策の第1弾として、郵便局の空きスペースに商品展示コーナーを設置しEコマースなどの商品を購入前に気軽に体験できる新サービス「JPショールーム」を2月28日から都市部の一部店舗で開始している。
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