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肌に吸い付くような“泡シャワー”を、なぜLIXILは開発したのか:あの会社のこの商品(1/6 ページ)
シャワーは開けばお湯や水が出てくるだけだと思いがち。しかしLIXILは、新規事業の一環として、泡も出てくるシャワーを開発した。その泡も普通の泡ではなく、肌に吸い付くような泡。なぜ、このようなシャワーを開発したのか? 担当者に話を聞いた。
シャワーを開けば、普通は温水や冷水が出てくる。ところが、LIXILが開発し、子会社のNITTO CERAが販売するシャワー「KINUAMI U(絹浴み[結])」(本体7万6780円)は、濃密で温かく全身を包む絹泡を出すこともできる。
2022年5月に通常販売が始まった「KINUAMI U」は、ハンドル1つで温水から絹泡(きぬあわ)を生成するモード切り替えることが可能。壁の内面に鋼板が埋め込まれているユニットバスであれば、本体裏面のマグネットにより好きな位置に取り付けられ、浴室の水栓金具と接続するだけで使えるようになる。内蔵バッテリーで駆動するので、設置工事も不要だ。
絹泡とは、手では泡立てることができないほど高密度な泡を表現した造語。全身に吸い付くように密着して汚れを吸着し、優しくなでるだけで洗い落とすことができる。保湿成分が配合された専用のボディソープ(990円)を使うので、体を洗いながらスキンケアもできてしまう。
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