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第三者が「スーパーニンテンドーワールド」「童貞を殺すセーター」を商標出願 第二の「ゆっくり茶番劇」騒動に?いずれも審査前(3/3 ページ)

ゆっくり茶番劇同様、第三者が「スーパーニンテンドーワールド」と「童貞を殺すセーター」を文字列として特許庁に商標出願していることが分かった。記事執筆時点では、いずれも出願が受理されたのみで、審査待ちの状態だが、今後の状況次第では、第二の“「ゆっくり茶番劇」騒動”に発展する可能性がある。

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 一方で、物議を醸した「ゆっくり茶番劇」の商標情報は現在、どうなっているか。ゆっくり茶番劇は21年9月13日に出願され、同月28日に公報に公開された。出願者は熊本県熊本市の石氷匠さん、代理人は古岩信嗣さんと古岩信幸さんが務めている。出願番号は「商願2021-114070」、目的は「電子出版物の提供、図書及び記録の供覧、図書の貸与、移動図書館における図書の供覧及び貸与、オンラインによる電子出版物の提供(以下略)」としている。

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「ゆっくり茶番劇」(出典:ドワンゴ報道配布資料)
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ゆっくり茶番劇の出願内容

 その後、審査を経て、22年2月24日に商標として登録され、翌月3月4日に公報に公開された。商標権者のYouTuber「柚葉」さんは、異議申し立て期間終了後の5月15日に商標登録を自身の公式Twitterアカウントで公表。使用料として10万円を請求するとしたことで物議を醸し、ドワンゴやゲーム「東方Project」を手掛ける同人サークルの上海アリス幻樂団を巻き込んだ一大騒動に発展した。

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商標登録したことを発表した柚葉さんのツイート
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ゆっくり茶番劇の商標登録情報

 これを受け、柚葉さんは「誹謗中傷で本来の目的を全うすることが困難」として、5月24日、特許庁に対し、商標登録を抹消する申請を出したと自身の公式Twitterアカウントで発表した。

 ただ、依然として商標権は抹消されておらず、ステータスも異議申し立て可能であることを示す「係属-出願-異議申立のための公告」のままだ。商標権抹消が確定するか、今後、注目を集めそうだ。

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ゆっくり茶番劇のステータス
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