ニュース
「転売ヤーから購入しないで」――埼玉県の“サウナーの聖地”、限定ハット販売巡る混乱で謝罪(1/2 ページ)
“サウナ好きの聖地”とも呼ばれる老舗温浴施設「湯乃泉 草加健康センター」は、サウナハット専門店「ベストサウナハット」とコラボした限定サウナハットの販売を巡り、混乱があったとして謝罪した。同施設は販売方法などを今後改善する方針を示している。
“サウナ好きの聖地”とも呼ばれる老舗温浴施設「湯乃泉 草加健康センター」(埼玉県草加市)は5月24日、サウナハット専門店「ベストサウナハット」(東京都世田谷区)とコラボした限定サウナハットの販売を巡り、混乱があったとして謝罪した。同施設は「告知方法が適切でなかった」とし、販売方法などを今後改善する方針を示している。
同施設は1988年創業の老舗施設。9種の風呂と高温サウナの温浴施設を提供しており、2019年と21年にはドラマ『サ道』(BS テレ東)にも登場するなど、首都圏を代表する人気施設として知られている。
そんな同施設は5月22日、ベストサウナハットとのコラボ商品を限定100個で販売した。人気店とのコラボということもありサウナ好き(サウナ―)からの注目度も高く、混乱が予想されたことから、当初は午前5時に先着順で整理券を配布すると告知していた。だが、実際に整理券の配布を始めたのは、午前2時46分で、午前3時ごろには予定枚数の配布を終えていた。
同施設が配布時間を前倒ししたことに加え、配布が終了したことを告知しなかったために、そうした状況を知らずに来館した一部の利用者から不満の声が挙がった。その後、一部の購入者がフリマアプリ「メルカリ」で定価以上で高額出品していたことも、批判に拍車を掛けた。
関連記事
- 第三者が「スーパーニンテンドーワールド」「童貞を殺すセーター」を商標出願 第二の「ゆっくり茶番劇」騒動に?
ゆっくり茶番劇同様、第三者が「スーパーニンテンドーワールド」と「童貞を殺すセーター」を文字列として特許庁に商標出願していることが分かった。記事執筆時点では、いずれも出願が受理されたのみで、審査待ちの状態だが、今後の状況次第では、第二の“「ゆっくり茶番劇」騒動”に発展する可能性がある。 - カップヌードルの「溶けたアイスのフタ止めフィギュア」が話題 制作の狙いは? 日清食品の広報に聞く
日清食品ホールディングス(HD)が販売する「カップヌードル」の公式Twitterアカウントが公開した「溶けたアイスのフタ止めフィギュア」が話題となっている。なぜこうしたものを制作したのか。狙いを日清広報に聞いた。 - YouTuber「柚葉」さん、「ゆっくり茶番劇」の商標登録を抹消申請 「誹謗中傷で本来の目的を全うすることが困難」
動画サービス「ニコニコ動画」などで親しまれてきた「ゆっくり茶番劇」が第三者に文字商標として登録された問題で、商標権者とみられるYouTuber「柚葉」さんが、自身の公式Twitterアカウントで、ゆっくり茶番劇の商標登録を抹消する申請を出したと発表した。 - 【全文】「ゆっくり茶番劇」商標登録騒動 ドワンゴは会見の質疑応答で何を語った? 一問一答
動画サービス「ニコニコ動画」などで親しまれてきた「ゆっくり茶番劇」が第三者に文字商標として登録された問題で、ドワンゴが緊急記者会見を開いた。会見内の報道陣からの質疑応答に、ドワンゴはどう回答したのか。一問一答形式で紹介する。 - 「工場の製造が追い付かない」──ファミマの「クリームパン」、4週間で650万個販売 好調の理由を広報に聞いた
ファミリーマートが発売した「ファミマ・ザ・クリームパン」の売れ行きが絶好調だ。販売開始から8日で、クリームパン単体で220万個を売り上げた。1秒に3個売れている計算で、工場の生産が追い付かず、品薄になっているとして、一部の店舗では“お詫び”の掲示物をするほどだ。なぜここまで売れているのか。好調の要因を同社広報に聞いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.