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GMOあおぞら、外貨為替手数料改定 米ドルは2倍の4銭に
GMOあおぞらネット銀行は8月1日から外貨普通預金にかかわる為替手数料を改定する。改定後は、米ドルが2銭から4銭に、ユーロが10銭から11銭に、英ポンドが15銭から20銭に値上げとなる。一方で、NZドル、カナダドルは値下げする。
GMOあおぞらネット銀行は8月1日から外貨普通預金にかかわる為替手数料を改定する。改定後は、米ドルが2銭から4銭に、ユーロが10銭から11銭に、英ポンドが15銭から20銭に値上げとなる。一方で、NZドル、カナダドルは値下げする。
為替手数料は、ドルなど外貨の購入時と売却時にかかる手数料。メガバンクなどが1米ドルあたり25〜50銭を手数料とする一方で、ネットバンクは安価な手数料を特徴としている。中でもGMOあおぞらネット銀行の手数料は安く、2銭は最安値水準だった。
GMOあおぞらに続き、米ドル手数料4銭だった住信SBIネット銀行は7月25日から6銭に値上げすることを発表している(関連記事)。これにより、GMOあおぞらが4銭に値上げしても、業界最安値水準を維持することになる。
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