スタバ、植物性食材を使用したフードを拡充 抹茶のケーキやイングリッシュマフィン:サステナビリティ
スタバは植物性食材を使用したフードメニューを拡充する。ソイミートや乳製品を使用しないパンを使用した。利用者がサステナブルな地球の未来について考えるきっかけを提供する。
スターバックスコーヒージャパンは6月1日から、主要原材料に動物性食材を使わず、植物性食材を使用したプラントベースのフードメニューを拡充する。「Yori Dori Midori(ヨリドリミドリ)」をテーマに、環境配慮型のフードを展開し、利用者がサステナブルな地球の未来について考えるきっかけを提供する。
「スピナッチコーン&ソイパティ イングリッシュマフィン」(テークアウト:432円、店内利用:440円)は、全粒粉入りイングリッシュマフィンに、大豆を使用したソイパティ、スピナッチコーンクリーム、メープルマスタードを挟んだ。
「トマト&ソイボール 石窯フィローネ」(テークアウト:501円、店内利用:510円)は、フィローネにソイボール、ポモドーロソース、プラントベースチーズ(乳不使用)を挟んだ。
「シェイクンミール ソイボロネーゼ」(テークアウト:452円、店内利用:460円)は、紫キャベツ、トマトドレッシングで和えた雑穀ビーンズサラダに、ソイボロネーゼソース、赤ピーマン、プラントベースチーズ(乳不使用)、セミドライトマト、きゅうり、カリフラワー、グリーンリーフを合わせた。カップで提供し、手軽に食べられるようにした。
スイーツでは、定番商品の「シュガードーナツ」(テークアウト:250円、店内利用:255円)をプラントベースにリニューアルした。
「アーモンドミルクの抹茶ムース」(テークアウト:476円、店内利用:485円)は、抹茶とアーモンドミルクを組み合わせたプラントベースのケーキだ。砕いたグラハムクラッカーに、風味豊かな抹茶ムースをのせ、天面には抹茶とアーモンドミルクをあわせたホイップを重ねた。
抹茶は、店舗で出たコーヒーの豆かすをリサイクルしたたい肥を使用し、栽培されたものを使用した。
同社は完熟メロンを使用した新作フラペチーノ「The メロン of メロン フラペチーノ」も6月1日に発売する。
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