無印良品×崎陽軒 余った食材で作る「『もったいない』を見直そう弁当」限定発売:午後4時からの販売
無印良品を展開する良品計画が、崎陽軒(横浜市)と連携して開発した「もったいない」を見直そう弁当(830円)を、期間限定で無印良品港南台バーズと崎陽軒本店ショップにて販売する。
「無印良品」を展開する良品計画は、崎陽軒(横浜市)と連携して開発した「『もったいない』を見直そう弁当」(830円)を6月4日から期間限定で発売すると発表した。崎陽軒の弁当生産工程で発生する規格外のサイズや余った食材を活用し、「もったいない」を新たなかたちで見直した商品として訴求する。6月12日まで、無印良品港南台バーズと崎陽軒本店ショップにて取り扱う。
「もったいない」を見直そう弁当は、横浜市資源循環局と無印良品港南台バーズが進めている環境に配慮した取り組みを背景に、崎陽軒の「もったいない」「地域の魅力を地域でいっしょに」との想いから開発。無印良品の「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」という基本の考え方や、食材ロス削減に取り組む崎陽軒の「もったいない」を新たなかたちに見直すなど協議を重ねたという。
当日の製造で余った食材を活用して製造するため、レギュラー商品の製造後から作り始める。そのため販売期間中は午後4時からの販売とする。
製造にあたり、無印良品港南台バーズではコンセプトづくりやおかずの組み合わせ提案、商品パッケージの監修などを務めた。パッケージは横浜市資源循環局とも連携し、「脱プラスチック」に取り組んだ容器や包材を採用した。
良品計画では、6月の環境月間と無印良品で行う「発見祭」のイベントに合わせて販売を開始。また、より多くの人にごみの分別や食品ロス削減の重要性を伝えるとともに、環境に配慮した取り組みを続けていくとコメントしている。
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