調査リポート
音楽配信の売り上げ、四半期ベースで初の250億円超え(1/2 ページ)
日本レコード協会は、「2022年第1四半期(1〜3月)の音楽配信売上実績」を発表した。その結果、第1四半期の音楽配信の売り上げは251億900万円で、四半期ベースでの250億円超えは、音楽配信の統計を集計して以来初となる数字。
一般社団法人日本レコード協会(東京都港区)は、「2022年第1四半期(1〜3月)の音楽配信売上実績」を発表した。その結果、第1四半期の音楽配信の売り上げは、前年同期比118%の251億900万円となり、四半期ベースでの250億円超えを達成した。これは音楽配信の統計を集計して以来初となる数字だ。
売上金額の区分別シェアで最も多かったのは「ストリーミング」で86.6%、次いで「ダウンロード」が12.5%、「その他(Master ringtones、Ringback tones、その他のデジタルコンテンツ合計)」が0.9%だった。
「ストリーミング」内訳
内訳は、「ストリーミング」では「サブスクリプション/音楽」が前年同期比124%の181億8500万円となった。「サブスクリプション/音楽ビデオ」が同164%の9億7100万円、「広告収入/音楽」が同168%の10億3300万円、「広告収入/音楽ビデオ」が 同127%の15億6600万円だった。合計で同128%の217億5500万円と、売り上げ実績の8割以上を占めている。
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