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音楽配信の売り上げ、四半期ベースで初の250億円超え(2/2 ページ)

日本レコード協会は、「2022年第1四半期(1〜3月)の音楽配信売上実績」を発表した。その結果、第1四半期の音楽配信の売り上げは251億900万円で、四半期ベースでの250億円超えは、音楽配信の統計を集計して以来初となる数字。

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「ダウンロード」の内訳

 「ダウンロード」では、全体で前年同期比84%の1346万ダウンロードで、売り上げは同82%の31億3400万円という結果となった。内訳は、「シングルトラック」が前年同期比85%の1243万ダウンロードで、同80%の19億2700万円に。

 「アルバム」は同81%の97万ダウンロードで同85%の11億8700万円、「音楽ビデオ」は同68%の6万ダウンロードで同71%の2000万円だった。その他のデジタルコンテンツの合計は2億2100万円という結果だった。

 音楽を聞く手段は近年、大きく変化している。サブスクリプションなどの定額制サービスやYouTubeなどの配信サービスで色々な曲に触れながら好みの曲を見つける流れも増え、ストリーミング再生で音楽を聞く形が主流となりつつある。最近では「TikTok」で楽曲が注目されヒットする傾向も見られ、音楽を楽しむ形は多様化している。

 なお今期より市場動向を踏まえた集計区分の変更をし、「Master ringtones」「Ringback tones」は「その他」に統合。ダウンロードのカテゴリ別集計(PC配信・スマートフォン、フィーチャーフォン)を廃止している。


集計区分の変更
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