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白黒つけても、手はつかない! 触らないオセロ誕生 きっかけは社長の思い付きまるでコックピット(2/2 ページ)

メガハウス(東京都台東区)は、非接触式空中浮遊ディスプレイ「空中タッチオセロ」を発表した。6月16日に開幕した玩具の展示会「東京おもちゃショー2022」(東京ビッグサイト)に出展している。コロナ禍で当たり前になってきた非接触を、オセロに取り入れた経緯とは? 担当者に話を聞いた。

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開発のきっかけは?

 押尾雅弘さん(トイ事業部企画第1チームテクニカルオフィサー)によると、開発のきっかけは同社代表の思い付きだったという。「ホテルでの非接触チェックインシステムを見て、これをオセロでできないだろうか、と思い付いたそうです。その日の夕方から開発が始まり、約半年で完成しました」(福尾さん)

オセロ
押尾雅弘さん(トイ事業部企画第1チームテクニカルオフィサー)

 非接触であるため、使った後の消毒も不要で、店舗でのプロモーションでも好評を得たという。また、社内に設置したところ、「面白い」「近未来的だ」と、特に若手社員を中心に人気を集めた。若い世代の食いつきの良さは、予想外だったという。

オセロ
店舗やカフェでの実用化を目指す

 現時点ではプロモーション段階だが、店舗などでの実演を行い、ゆくゆくは商品化を目指しているという。「いずれは、おもちゃ屋などの店舗だけでなく、カフェなどにも設置し、たくさんの人に楽しんでもらいたいです」(押尾さん)

 

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