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チョロQ、ゼンマイからモーターへ 進化のきっかけは自動車EV化:これが次世代チョロQ(2/2 ページ)
タカラトミーは、ゼンマイを搭載せず、モーター駆動で走る「チョロQ」を今夏発売する。“チョロチョロ走るキュートなクルマ”をキャッチコピーに、1979年に誕生、80年に発売を開始した看板商品は、実際の車さながらの劇的な進化を遂げていた。6月16日に開幕した玩具の展示会「東京おもちゃショー2022」(東京ビッグサイト)で、実演担当者に話を聞いた。
プログラミングモードで自分だけの走り
また、プルバックを5回すると、ピーという音とともにプログラミングモードへ移行。音の後に、プルバックさせる回数で3つの走行パターンを最大5回入力すれば、自分だけのプログラミング走行が可能だ。入力後、数秒のローディング時間が必要という、チョロQらしいキュートさも残した。
今回商品化した車種は、全8種類(各1699円)。車種の選別にあたり、同社は「興味がある車」についてアンケートを実施し、結果1番人気だったスポーツカーをラインアップした。実演担当者は「新旧のスポーツカーがそろっているので、チョロQとともに育った大人世代はもちろん、お子さんたちにも遊んでもらいたいです」と話す。
同社は、チョロQの他、ポージングに特化した「チョロQ Q's」や、デティールにこだわった大人向けの「チョロQ zero」なども展開。チョロQの進化は、プログラミング走行のごとく多種多様だ。
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