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6割以上が「転勤は退職のキッカケになる」 転勤を承諾する条件は?:1万人以上に聞いた(1/2 ページ)
「転勤」についてのアンケート調査を実施した。64%が転勤の辞令が出たら退職を「考える」と回答している。転職を承諾する条件とは?
エン・ジャパンは、転勤についてのアンケート調査を実施した。6割以上が「転勤の辞令が出たら退職を考える」と回答した。
転勤の辞令が出たら退職を考えるか聞くと、64%が「考える」「やや考える」と回答。2019年の同調査から5ポイント増加した。年代別にみると、20代、30代は7割以上が「考える」と回答した。
これまでに転勤がきっかけで転職したことがあるか聞くと、「ある」は9%にとどまったが、19年の同調査から4ポイント増加した。
今後転勤辞令が出た場合の対処を聞くと、52%が「承諾する」「条件付きで承諾する」と回答。19年の同調査から11ポイント減少した。
「条件付きで承諾する」と回答した人に承諾条件を聞くと、「家賃補助がでる」が最も多く62%だった。次いで「昇進・昇給」(60%)、「転勤期間が決まっている」(42%)という結果に。
「条件に関係なく転勤を拒否する」と回答したのは26%だった。理由を聞くと、「配偶者も仕事をしているから」が最も多く34%だった。2位は「子育てがしづらいから」(30%)、3位は「親の世話・介護がしづらいから」(28%)と続いた。
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