高級食パン専門店「銀座に志かわ」は、7月7日に海外第1号店を米ロサンゼルスにオープンする。同社はデリバリー文化が深く根付いているロサンゼルスに進出し、海外での高級食パン文化の普及を目指す。
「銀座に志かわ」は2018年9月13日に銀座でオープンし、国内では100店舗以上を展開している高級食パン専門店だ。今回、コロナ禍によってデリバリー文化がさらに定着した米国で、海外第1号店かつ、同社では初となるテークアウト・デリバリー専門店をオープンする。米国ではロサンゼルスにあるColonyの工房で、毎日焼き上げた食パンを提供するという。
「Ginza Nishikawa at Colony」では6月18日にプレオープンとして店舗でのピックアップ販売を開始している。7月7日にはデリバリーサービスも開始するという。プレオープン期間は、銀座に志かわUSAの公式Webサイトで事前予約を受け、店舗でのピックアップ販売のみを実施する。デリバリーサービスの詳細は後日発表する予定だ。
運営会社である銀座仁志川の高橋仁志社長(高は「はしごだか」)は、こう話す。
「2018年の創業当初から、全世界に当社の食パンを発信していくことを目標にしてきました。世界的なパンデミックにより、オープンが延期となっていましたが、長年の夢だった米国に初の海外ショップをオープンできることを非常にうれしく思います。パイオニア精神のもと、高級食パンの伝道師として、ロサンゼルスの地で高級食パン文化を広めていきたいと思います」
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