夏場にリスク高まる「車内熱中症」 子どもとのドライブで「リスクを感じた」と答えた場面は?:アクサダイレクト調べ(2/2 ページ)
アクサ損害保険が、0〜12歳の子どもを乗せて月に2回以上運転するドライバーを対象に、「子育て世帯ドライバーの安全運転とリスク認知に関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
ヒヤリとした後に取った対策は?
実際にヒヤリとした経験を持つと回答した696人に、ヒヤリとした後に取った対策を尋ねた。その結果、「時間の余裕を持つように心掛けている」が最も多く、42.8%。次いで「出発前には親も子もトイレに必ず行くようにしている」(33.0%)、「運転中は、何事があっても運転に集中できるように一層心掛けている」(24.1%)と続いた。
全国的に気温の上がる6〜9月の夏場は、車内熱中症もリスクの一つとなる。気温が高い日のドライブでは車内熱中症のリスクが高いことを知っているか聞いたところ、79.1%が知っていると回答。また、リスクを感じた場面として「車内で暑がった」(20.6%)、「体の不調を訴えた」(7.0%)などが上位に。子どもの訴えや様子から車内熱中症のリスクを感じとっていることが分かった。
一方「5分ほど車内で待たせた」(9.2%)、「自分でロックをかけて車内に閉じ込められてしまった」(5.4%)など、子育て世帯ならではのリスクも発生しており、注意喚起の重要性が浮き彫りになった。
最後に、ドライブ中にかけるアニメソングがあると回答した173人に、お気に入りの一曲を尋ねた。その結果、LiSAの 『紅蓮華』やAimerの『残響散歌』など、「鬼滅の刃」に関する曲と回答した人が41人と最も多く、次いでドリーミングの『アンパンマンのマーチ』など「それいけ!アンパンマン」に関する曲と回答した人が28人、『ぼく ドラえもん』など「ドラえもん」に関する曲と回答した人が10人と続いた。
調査は4月19〜20日にインターネット上で実施。家庭で車を所有し1カ月に2回以上0〜12歳の子どもを乗せて運転する20〜40代のドライバー1000人を対象とした。
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