「もう一度行きたい」関東・甲信越の観光地 3位「草津」、2位「箱根」、1位は?:共通点は「止まらない進化」
リクルートは、関東・甲信越・静岡在住の1000人に「在住エリア内の観光地に関するアンケート」を実施した。過去1年間に宿泊したことがある観光地で「もう一度行きたい」と思う場所1位は「舞浜・浦安」だった。
旅行情報誌『関東・東北じゃらん』を発行するリクルート(東京都千代田区)は、関東・甲信越・静岡在住の約1000人を対象に「在住エリア内の観光地に関するアンケート」を実施した。過去1年間に宿泊したことがある観光地で「もう一度行きたい」と思う場所1位は「舞浜・浦安(千葉県)」(73.6%)となった。
トップの舞浜・浦安には、ニューオープンやリニューアルが続くエンターテインメントパーク「ディズニーリゾート」がある。2位は「箱根(神奈川県)」(72.5%)、3位は「草津(群馬県)」(69.4%)、4位は「軽井沢(長野県)」(65.0%)、5位は「那須(栃木県)」(64.8%)だった。
箱根は新しい宿のオープンや観光DXモデルとして注目を集める。草津は再開発した「裏草津 地蔵」など新たな名所が生まれている。リクルートは、上位観光地の共通点として「進化が止まらないエリアであること」を挙げる。
「今後行ってみたい」観光地を尋ねたランキング結果では、1位は「草津」(29.4%)、2位は「日光(栃木県)」(16.4%)、3位は「箱根」(15.6%)と、首都圏からアクセスしやすい有名観光地が選ばれた。
いずれも自然豊かで日常から離れてリフレッシュできる温泉地エリアで、観光名所やグルメが充実している共通点がある。1位にランクインした「草津」について、リクルートは「湯畑中心に滞在中に気軽に手を洗える『手洗乃湯』を設置し、安心できる環境をつくりながら新名所・新店が続々とオープンしており、旅行予定者の今後行きたい候補の上位につながっている」とコメントした。
調査は、関東・甲信越地方(東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、 山梨県、長野県、新潟県)、静岡県在住の20〜69歳の男女を対象に、2月9〜11日にインターネットで行った。有効回答数は1033人。
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