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アップル、iPhoneやiPadなどを大幅値上げ 円安が影響か(2/2 ページ)

アップルは7月1日、iPhoneやiPadなど主力製品を値上げした。値上げの理由は明らかにしないものの、円安の影響を考慮したとみられる。

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iPadも値上げ

 iPad(第9世代、Wi-Fiモデル)は64GBモデルが3万9800円から4万9800円に、iPad Air(第5世代、Wi-Fiモデル)は64GBモデルが7万4800円から8万4800円に、それぞれ1万円値上げしている。iPad Proは11インチ(第3世代、Wi-Fiモデル)の128GBモデルが9万4800円から11万7800円と2万3000円、12.9インチ(第5世代、Wi-Fiモデル)は128GBモデルが12万9800円から15万9800円と3万円高くした。


iPadも値上げ(アップルのWebサイトより)

 このほかApple Watch、Apple TV、AirPods、HomePodsなども値上げした。6月にMacの価格を引き上げたが、iPhoneやiPad、AirPodsなどの価格は据え置いていた。


主なiPadの値上げ幅

 市場調査コンサルティングのMM総研の調査によると、日本のiPhone販売価格は世界34の国・地域の中で最安だった(6月1日時点)。例えば、iPhone 13 Pro Max(1TBモデル)の日本価格は19万4800円だったが、日本以外の国・地域の平均価格は25万6855円だった。2022年に入って急速に進んだ円安により、販売価格差が生じていた。

 今回の値上げは、こうした背景を考慮したものとみられる。


日本のiPhone販売価格は世界34の国・地域の中で最安だった(出典:MM総研の調査
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